NHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌「笑ったり転んだり」が朝の顔として定着しさらには年末の「第76回NHK紅白歌合戦」への初出場も決定したハンバートハンバート。
そんな中、インターネットで彼らを検索すると、「ハンバートハンバート 子供 障害」という少し気になるキーワードが浮上することがあります。
紅白出場や朝ドラ主題歌という明るいニュースの裏で、「メンバーのプライベートに何かあったの?」「お子さんの話なの?」と疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。
今回はこの噂の真相を詳しく紐解いていきます!
ハンバートハンバート子供が障害の噂の真相は?
ハンバートハンバート子供が障害の噂の真相ですが結論からお伝えすると、ハンバートハンバートお二人の実のお子さんに関する事実は一切ありません。
▲左から奥山監督、池松壮亮さん、越山敬達さん、中西希亜良さん、ハンバートハンバートのお二人
この噂の真相は、彼らの名曲「ぼくのお日さま」に描かれた少年の姿、そしてその楽曲を原案に制作された映画の主人公の設定から生まれたもののようです。
ハンバートハンバートの楽曲と「子供の障害」というキーワードが結びつく理由
ネット上で「ハンバートハンバート 子供 障害」というキーワードで検索される最大の理由は、2014年に発表された名曲「ぼくのお日さま」の歌詞にあります。
この曲の主人公である「少年(子供)」の描写があまりにリアルで繊細だったため、多くのリスナーが「これは実話なのではないか」「背景に何か特性や障害があるのではないか」と関心を持ったことがきっかけです。
歌詞から読み取れる「あ、あ、あのね」の描写
楽曲の冒頭やサビ前で繰り返される「あ、あ、あのね」というフレーズがあります。
これは言葉が喉に詰まってしまい、スムーズに発音できない「吃音(きつおん)」を強く想起させる表現です。
言いたいことはあるのに、音として外に出すまでに時間がかかってしまう。そんな少年のもどかしさが、この独特なリズムの歌詞に込められています。
社会生活での「生きづらさ」と「不器用さ」
また、歌詞の中では少年の不器用な日常も事実として描かれています。
コミュニケーションの断絶: うまく話せないことで、周りの大人や友達から理解されず、独り取り残されてしまう孤独感。
こうした描写が、現代でいう「発達障害」や「自閉スペクトラム症」などの特性を抱える子供たちの姿と重なり、「ハンバートハンバートのこの曲の子供には障害があるのでは?」という解釈が広まることとなりました。
映画『ぼくのお日さま』の公開で深まった「ハンバートハンバートの子供と障害」という関心
楽曲のリリースから10年が経った2024年、この歌の世界観をベースにした映画『ぼくのお日さま』が公開されたことで、「ハンバートハンバートの曲に出てくる子供の障害」というトピックはより多くの人に知られることとなりました。
この映画は、楽曲からインスピレーションを受けた奥山大史監督が、歌詞の中にある「あ、あ、あのね」という言葉の詰まりを丁寧に拾い上げた作品です。
映画の主人公に投影された「吃音」という設定
映画版では、歌詞に描かれた抽象的な不器用さが、明確に「吃音(きつおん)を持つ少年」という設定で具現化されました。
物語の核: 彼がフィギュアスケートを通じて自分の表現を見つけていく姿は、まさに歌詞にある「内なる光(おひさま)」を映像化したものでした。
この映画が話題となり、多くのメディアで「吃音の少年が主人公の物語」として紹介されたことで、「ハンバートハンバート」「子供」「障害(特性)」というキーワードがセットで語られる機会が急増したのです。
▲カンヌ映画祭で映画上映後に鳴りやまぬスタンディングオベーション
監督の熱意と佐藤良成さんの共鳴
映画制作の裏側には、楽曲に対する監督の深いリスペクトがありました。奥山監督は「この曲に出会わなければ、この映画は生まれなかった」と語っています。
楽曲を手がけたハンバートハンバート佐藤良成さんも、映画の試写を観て「自分の書いた曲が、これほどまでに豊かな物語として描き出されたことに驚いた」という旨のコメントを寄せています。
つまり、ネット上で囁かれる「子供の障害」というワードの真相は、メンバーのプライベートな事実ではなく、「楽曲から生まれた少年の物語が、映画という形でより具体的に、より多くの人の心に届いた結果」であると言えます。
まとめ
改めて事実を整理すると、「ハンバートハンバートの子供に障害がある」という噂は、楽曲「ぼくのおひさま」と、その映画版の主人公の設定が混同されたものです。
しかし、そのキーワードで検索されるほどに、彼らの描く世界がリアルで、多くの人の「知りたい」という感情を動かしたこともまた事実です。
2025年も、朝ドラ主題歌『ばけばけ』や紅白出場など、お茶の間に寄り添う音楽を届けてくれるハンバートハンバート。彼らの歌は、これからも不器用な誰かの「おひさま」として輝き続けることでしょう。
ハンバートハンバート夫婦のお子さんについて→こちら










